職場の環境を安全安心にする事は、倉庫、工場では最も重要ではないでしょうか？しかし、売上に直結しないので現場任せにされてる企業が多いようです。今回は安全な職場と雇用問題という視点で考えて見ました。
離職する理由として、危険、給料が安い、残業が多い。などを耳にしますが、シンクタンクの調査結果では【人間関係】が最大の理由だという事です。例えば、新しいスタッフは、どこに何があるのかわかっていません。箒取ってきて、台車取ってきて、これなおしといて、などを頼まれても知らない人は悩んでしまいます。忙しそうにしてる先輩には聞きにくいので不安になってしまいます。場所が分かりなおしても、後から向きが違うと叱られたら、モチベーションが下がります。安全ルールや作業ルールを配属時に教育されても、覚えてる人は少ないでしょう。結局、注意する方も、される方もストレスが溜まり、人間関係がおかしくなっていくのではないでしょうか？例えば、防火シャッター下や消化器前に物を置かないようにトラテープを貼っているのをよく見かけます。（ほとんど剥がれて汚くなってる）しかし、何のためのテープなのか知らない人や、知っていても少しだけなら置いて良いだろうと判断して置いてしまいます。それを見かけた管理者は、注意しなければなりません。ルール違反した方は、そんなん知らんかった、ちょっとぐらいでガミガミ言わないで。みたいな気持ちになるのではないでしょうか。そんな事が積み重なり、管理者が嫌いになり、退職のきっかけになっている場合もあるでしょう。毎月、多額の募集費用をかけてせっかく来てくれた人材が長く働いてもらうように、環境整備は必要ではないです。わかる化サインを導入いただいている企業様は、安全にお金をかけるべきだと言われます。それが職員と会社を守る結果につながるとお考えです。
